西洋占星術:未来予測方法② ~✽星読み・ホロスコープ✽

今日はホロスコープで未来予測する方法の「その2」についてお伝えしますね(*^-^*)♥

ホロスコープ未来予測法の1つ!プログレス法について

占星術のプログレス法は

ホロスコープから未来予測ができる読み方の一つである。

「プログレス(progress)」には「進む、前進する」という意味があります。

占星術のプログレス法は、生年月日から作成するネイタルチャート(出生図)を元に、

ホロスコープを規則的に進行させることで未来予測をする方法です。

 


プログレス法では、
「何歳の時に、自分の内側でどんな変化が起こるのか」がわかる。

 


 

(前回の未来予測方法ではトランジット法についてお伝えしています)

記事はコチラ➡ https://uranai.xvs.jp/2023/06/02/占星術 未来予測方法/

トランジット法は「外側からの変化・出来事」

 


 

未来予測について

プライベートの運気が、出世や収入に大きな影響を与えることをご存知ですか?

星占いでは「来年1番ラッキーな星座は〇〇座さんです!」などと12星座別に運勢を発表していますよね。

 

しかし、当然のことですが人間は12種類に分けられるものではありません。

 

同じ星座でも、一人ずつ別々の人生を歩んでいるように、運勢だって一人ずつ違ってくるのです。

 

「私自身の運勢が知りたい」

 

その思いに応えてくれるのがホロスコープを使った未来予測です。

 


ホロスコープを作成しよう

 

トランジット法でも作成しましたが、

プログレス法でも先ずはホロスコープを作成します!

 

プログレスのホロスコープは【一日一年法】で作る

 

プログレスのホロスコープは、「生まれた日から日後」のホロスコープを作ります。

占星術のプログレス法でホロスコープ(ネイタルチャート)を進行させるとき、

もっとも一般的に使われるのは、一日一年法(セカンダリー・プログレッション)という手法です。

 

(出生時のホロスコープ)ネイタルチャートにおける、

「1日」後は、現実の時間の「1年」後を意味するという考え方です。

 

つまりプログレス法で「◯歳」について占いたいなら

 

「生まれた日から日後」のホロスコープを作るということになります。

 

たとえば生年月日が2000/1/1の人が40歳になるときのプログレスの日付は、

 

生まれてから40日後の【2000/2/10】になります。

 

生まれた日が「0歳」で、1日進むごとに「1歳」「2歳」「3歳」……と増えていくので、

 

生まれた日の数字に占いたい年齢の数字を足せばOKです。

 

こんな感じ

 

2000/1/1生まれの人なら、プログレスチャートの日付は次のようになります。

  • 20歳のときを占う→2000/1/21
  • 40歳のときを占う→2000/2/10

 

そして、作成するホロスコープは
プログレス法:【内円ネイタル】✕【外円プログレス】の二重円で読む

 

 

 

プログレス法で占うテーマ

ホロスコープから「何歳でどんな変化が起こるのか」という未来

たとえば、

  • ◯歳のときの運勢
  • 運勢がよくなるタイミング
  • チャンスが巡ってくるとき
  • 転職・退職・独立に向いているとき
  • 出会い・結婚の縁があるとき
  • 金運に変化がありそうなとき
  • トラブルに見舞われそうなとき

などが占えます。

 


プログレスのホロスコープを見るポイント

①【太陽と月】を見る

占星術のプログレス法(一日一年法)で読むのは、

生まれた日から「数十日後」までのチャートなので、木星より遠い天体はほとんど移動しません。

 

プログレスチャートの読み方では太陽・月・水星・金星・火星といった動きの速い天体が重要になります。

 

注目したいのは一年で約12〜15度動くプログレスの月、

次に一年で約1度動くプログレスの太陽。

 

月は「感情」を意味する天体なので、

プログレスの月は、その人の内面の感情の変化であり、その人の具体的な状況の変化

としてみることができます。

 

※リアルタイムの星の運行を見るトランジット法では、木星より遠い星の影響力が大きい。

 

プログレスの太陽はその人の目標の変化
「進行図」(プログレスチャート)の「太陽」は、1日に1度しか進みません。

(未来予測上は、1歳刻みで1度)

 

➨プログレスの月や太陽が入る星座やハウスを見る

 

ハウスは「環境」や「状況」を表します。

進行図の月のハウスを見ることによって、

あなたが

今どんな状況にあるのか?と

これからどんな風に運命が展開してゆくのか?をよんでいきます

 

プログレスの月は何ハウスにありましたか?

 

プログレスの月で読む

 

「進行の月」のハウス 【環境や状況の変化】

 

1ハウス~3ハウス「新しい計画の準備期間」

1ハウス 新規の計画の始まり。

2ハウス 概念に留まっていた計画を現実化・物質化して行く作業。

3ハウス 具体的に発展させるための技術や知識の習得。

4ハウス~6ハウス「デビュー前の修行期間」

4ハウス 仲間ができる。基盤ができる。

5ハウス 個性化・独創化の模索。

6ハウス 仕事への集中。努力、訓練。

 

7ハウス~9ハウス「社会的デビューと発展」

7ハウス チャンス・デビュー!

8ハウス 集団活動で力を蓄える。

9ハウス 集団で得た力を応用する。個人の自由な力の解放。

 

10ハウス~12ハウス「活動がピークを迎えた後、それが解体される」

10ハウス             今までの仕事の頂点化。成果が認められる。

11ハウス             ネットワーク化・支局化。弟子の育成など。

12ハウス             今までの活動を分解し、そのエッセンスだけを抜き取り、新しい活動への模索を始める。


1ハウス~3ハウス「新しい計画の準備期間」

1ハウス→2ハウスへ

1ハウスで、あなたの「新しい計画(生き方)」はスタートを切ります。

はじめはふわっとした目標だったかもしれませんが、

 

2ハウスでは、それを実体化させるために着々と準備を始めます。

・自分にはどんな才能があるのか?

・自分は何をすべきなのか?

・自分は何をできるのか? …などを探り、情報となる材料を集め始めるでしょう。

3ハウスでは、2ハウスで見つけた自分の才能を、具体的に発展させるような

目標をより具体化させるための

・技術

・知識

・ノウハウ …などを習得してゆくでしょう。

 

今までは、個の存在での活動として目標に向かって進んで来ました。

 
4ハウス~6ハウス「デビュー前の修行期間」

第4ハウスに入ると「心の拠り所」が顕れ始めます。

自分のやっている事が他人から理解されるようになったり、

仲間が出来たりして、自分の居場所が見つかるようになります。

(自分と他者との関係性)

 

5ハウスでは、仲間や居場所ができたことで、

次は、自分の計画に応用力をつけてゆきます。

そのあなたの計画は、

・あなたの個性が開花し

・バラエティー豊かになり …より一層、魅力あるものに発展してゆきます。

 

6ハウスでは、社会へのデビューが近くなっています。

今まで、個性を伸ばし、力をつけてきたあなた…。

ここからは「社会デビュー」するための訓練期間となります。

・地道な努力と忍耐が求められる時期です。

 

個から、他者へ、そして社会へ

7ハウス~9ハウス「社会的デビューと発展」

7ハウスでは、今までの訓練期間が終わり、

ようやく「社会デビュー」が始まります。

さまざまな出会いやチャンスがやってきます。

いよいよ、目的をブレイクさせるタイミングです。

 

8ハウスでは、7ハウスではデビューを果たしました。

次は「集団の中」で力を蓄えます。

組織の中での、活動をすることもあるでしょう。

組織は閉じ込められる感覚もあるかもしれません

しかしその中で力を蓄え、さらにパワーアップしてゆきます。

 

9ハウスでは、8ハウスの中で培った「集団のパワー」を伴いつつ、

次は「自由な活動」に移行していきます。

そこでは、更なる向上やスキルアップをしてゆくのです。

 

 10ハウス~12ハウス「活動がピークを迎えた後、それが解体される」

10ハウスが活動のピークです。

仕事の成果などが頂点となります。

ただし、否が応にも「競争社会」の中に組み込まれることにもなります。

仕事が優先となり、あなたの生活が埋没してしまう可能性もあるかもしれません。

 

11ハウスでは、10ハウスでの活動のピークが過ぎ、

いまの状況に限界を感じ、飽きてくることもあるでしょう。

自分で仕事をやるよりも「弟子の育成」など、

ネットワーク作りやグループ作りの方向に力が向いていくようになります。

 

12ハウスでは、今までの仕事を崩壊させてゆくサイクルに入ります。

今までやってきたことから必要なエッセンスを抜き出し、

それを元に、また新しい方向性を模索するようになります。

【解体と断捨離と再構築】

人によっては「燃え尽き症候群」になることもあるでしょう。

 

最後に➨

12ハウス→1ハウスへ

1つのサイクルが完了し、また、新しいサイクルへと計画が始まります。

 


②【アスペクト】を見る(オーブは狭く)

プログレス法で重要なのは、アスペクトです。

ネイタルとプログレスのアスペクト、

そしてプログレスとプログレスのアスペクトの意味を読み説いていきます。

 

プログレス法では、アスペクトのオーブ(許容範囲)が1度(特に動きが速い太陽・月でも2度)と狭いことです。

なぜなら、プログレス法では天体の動きが遅く、オーブを広くとってしまうと

「変化がいつ起こるのか」の期間も広がってしまいます。

 

たとえばプログレスの太陽は一年で約1度動くので、オーブ1度と考えても、他の天体とぴったりコンジャンクション(0度)を形成するタイミングの前後1年(合計2年)はコンジャンクションの影響力を受ける期間となります。

※1度でも2年有効。変化が起こる時期をピンポイントでみるために、オーブは狭くする。

 

プログレスチャート上のアスペクトの中でも、特に重要度が高いのは次のケースです。

  • 太陽・月・Asc・MCがつくるアスペクト
  • ハードアスペクト(0度、180度、90度)

 

④プログレス天体のサビアンシンボルでよむ(月と太陽)

 

今日はここまでです、月と太陽から多くの未来予測に関わる情報が予測できます。

先ずはご自分のホロスコープから読み解いてみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

導きの占い師☆月の宮

 

 

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