【算命学シリーズ②】
🌿五行とは何か? 宇宙を流れる「5つのエネルギー」
こんにちは、情報空間の巫(かんなぎ)Kasumiです。
前回は「陰陽」についてご紹介しましたが、
今回はもう一つの大切な柱──五行(ごぎょう)について解説します。
🌟五行とは?
五行とは、古代中国の思想であり、自然界を構成する5つのエネルギーのこと。
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水性(すいせい)
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木性(もくせい)
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火性(かせい)
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土性(どせい)
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金性(きんせい)
この5つが互いに影響し合いながら、
世界のあらゆる現象を動かしているという考え方です。
🧭五行の属性と対応
五行 | 本能 | 色 | 方角 | 五官 | 関連する臓器 |
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水性 | 習得本能 | 黒 | 北 | 耳 | 腎臓・膀胱 |
木性 | 守備本能 | 青 | 東 | 眼 | 肝臓 |
火性 | 伝達本能 | 赤 | 南 | 口 | 心臓・小腸 |
土性 | 引力本能 | 黄 | 中央 | 皮膚 | 脾臓・胃 |
金性 | 攻撃本能 | 白 | 西 | 鼻 | 肺・大腸 |
たとえば、「火性」が強い人は、
エネルギッシュで表現力が高く、伝えることが得意。
逆に「水性」が強い人は、学びを深めたり、知識を蓄えるのが得意です。
🔄五行のバランスを保つ2つの法則
相生相剋論
五行のエネルギーは、「循環」と「制御」によってバランスがとられています。
✔️相生(そうしょう)=良い関係(エネルギーが育まれる)
別名「母子関係」。力を与えたり、助け合う流れです。
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水生木(水が木を育てる)
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木生火(木が燃えて火になる)
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火生土(火の灰が土になる)
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土生金(土の中に金属が眠る)
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金生水(金属が冷えて水が生まれる)
→この循環がスムーズな人は、運気が自然と流れていきます。
✖️相剋(そうこく)=ぶつかる関係(エネルギーを妨げる)
エネルギーがぶつかり合い、バランスを崩しやすくなります。
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水剋火(水が火を消す)
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火剋金(火が金属を溶かす)
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金剋木(金属が木を切る)
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木剋土(木の根が土を押しのける)
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土剋水(土が水をせき止める)
→これは「ブレーキ」のようなもの。
必要以上に働くとトラブルや停滞が起きます。
🚗五行は「アクセルとブレーキ」
五行の関係性は、運命のアクセルとブレーキ。
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相生:アクセル(育み、助け合う)
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相剋:ブレーキ(制御し、抑える)
人生にとって、どちらも必要な役割です。
算命学では、この五行のバランスをもとに「運気の流れ」「相性」「人生の課題」などを多角的に読み解きます。
次回は、十干について解説します。
自分の中の“エネルギータイプ”を知ることで、今まで見えなかった自分の強みがわかってきますよ✨
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