心理学:アドラー「嫌われる勇気」
HPをご覧いただきありがとうございます
╰(*´︶`*)╯Thank you.♥ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇
導きの占い師月の宮です

今日は心理学三大巨匠のひとり

「アドラー心理学」で知られるオーストリアの精神科医、

アルフレッド・アドラーのお話をしますね。


2013年のベストセラー

『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社・岸見一郎/古賀史健:著)

本を読んだことがある人はもちろんですが

本を読んではいないけど、タイトルは聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?

 

「アドラー心理学」で知られるオーストリアの精神科医、アルフレッド・アドラー

「人は行動の理由を過去に求める」アドラーの個人心理学

2013年のベストセラー『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社・岸見一郎/古賀史健:著)で紹介され、

日本でも知られるようになったアドラー。

この嫌われる勇気というテーマでドラマ化もされていたように思います
(テレビをあまり見ないため、そのあたりは詳しくないのですが…( *´艸`)

 

「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」と断言したアドラーの考え方は、

現代の社会に通じるところが多く、共感者が相次いでいます。

わたくしのところに相談にいらっしゃる方の9割以上が

人間関係に起因したお悩みを抱えていらっしゃいました。

(過去形なのは、鑑定によってお悩みが解決、または良い方向に向かっているからです)

 


アドラー心理学について

 

アドラーは個人の心は分割できないと主張し、個人心理学という理論を提唱しました。

➨ 「まず人間は行動をとり、過去に行動の理由を求める」というものです。

 

たとえば幼少期に虐待を受けた人が、精神病にかかったとします。

この場合、「幼少期の虐待が原因で精神病になった」のではなく、

「精神病になった理由を幼児期の虐待のせいにした」と捉えます。

人は原因によって行動するのではなく、現在の目的によって行動しているのだとするのが、

アドラー心理学の考え方の特徴です。

 

…わたくし個人の考えとしましては…

トラウマ解放カウンセリングにおいて、この考え方が正しいとは言い切れない

としております。

 

なぜなら、事実上、幼児期の虐待によって、過去の経験によって、精神病は発症するのではないか

なぜなら、そういった方々のご相談があることは数知れない件数に及んでいるからです。

よって、ある一部分においては、アドラー心理学の考え方に賛同できるものの

全てが正解ではないのだと考えております。

※決してアドラー心理学を否定しているものではなく、万人すべてにあてはまるかどうか?

そこは不確定であるというだけなのです。

 

さて話に戻ります

たとえ不幸な事故に遭ったとしても…

「その人が前向きに生きていくかどうか」は

起こってしまった過去とは関係なく

その人が「いま」どのような理想や目的を持てるかに関係します。

 

過去は関係なく、いまの自分に原因や行動を求めるアドラーのような考え方を

厳しいとする人もいますが、重要な人生論として、いまも多くの人々に共感されています。

 

…わたくし個人の考えとしましては…

前向きに生きていくという目的のためには、

過去にとらわれたままでいるよりも

今ここに意識をおいて

理想や目標を描くことが良い。または早い。または前向きになりやすい。

というようにとらえております。

 


「課題の分離」とは?

 

例えば…会社などで社会人として働いている場合、

「相手の機嫌を損ねたくない」という理由で、

しぶしぶ飲み会に参加した経験はありませんか?

 

「相手の機嫌を損ねたくない」からという理由をよく考えてみると、

あなたが飲み会を断ったことによって相手がどのように感じるかは、

あなたではなく相手の問題であるとも言えます

 

このように、相手の課題に対して「これは自分の課題ではない」と

認識することを「課題の分離」と呼びます。

このような考え方をすることで

「人生はそれぞれの人のもので、相手の人生まで必要以上に抱え込まなくても良い」という

考え方にもつながっていきます。

 

この課題の分離はわたくしが鑑定をする際には

たびたび使用している技術になります。

 

私が思うに…心優しい人ほど

相手の課題を自分の課題のように背負っている方が多く

それゆえに人間関係が疲れる、もうよほど疲れてしまった

という方が多いように見受けられます。

 


心理学を学ぶことで、人間力・占い鑑定力がレベルアップ!?

 

フロイト、ユング、アドラー3人の心理学研究者のお話しはいかがでしたでしょうか?

フロイトの無意識論から始まり、そこから展開された各々の学説はどれも興味深く、

どの学説もうん、なるほど!と思う部分があるのではないでしょうか。

 

心理学とは、学べば学ぶほどに

占い相談にいらしたお客様の、問題の本質であったり、心のメカニズムを知ることで

占いの技術のみならず、より深い悩みの解決力を手にすることができます。

また、あなた自身のの生き方や人生観を変えることもある、とても奥が深い学問です。

人の心のメカニズムは未知の部分がまだ多く、学べば学ぶほど発見があります。

もっと知りたいと思った人は、スクールでさまざまな心理学を学んでみるのも面白いかもしれません。

学んで得た知識は、対人関係にも生かせ、心理カウンセラーなどの仕事につなげることもできますよ。

 

占い月の宮では

占い師育成講座のほか、カウンセリング講座の中において、心理学についても触れていきます。

ご興味のある方はどうぞお問合せください。


 

フロイト、ユング、アドラー3人の心理学研究者の違い

 

心理学の三大巨匠といえば、フロイト、ユング、アドラーの3人です。

心理学について詳しくない場合でも、名前だけは聞いたことがある人も多いかもしれません。

 

同じ時代を生きた3人は、

力動精神医学を研究する精神科医であったということもあり、学説に共通点も見られます。

しかし、フロイトの弟子であったユングも、

共同研究者のアドラーも、

フロイトが提唱した「無意識」の概念を継承しつつ、異なる考えを持って研究を進めていきました。

 

3人の学説の違いを簡単に紹介しています。

 

心理学②:ユング「タイプ論」~占い師育成無料講座(カウンセリング偏)

心理学①:フロイト「氷山と無意識論」~占い師育成無料講座(カウンセリング偏)

No responses yet

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

スパム対策のため日本語が含まれない投稿はできません。ご注意ください。

error: