心理学:ユング「タイプ論」
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導きの占い師月の宮です
ユングのタイプ論
今日は、分析心理学を作ったスイスの精神科医、カール・グスタフ・ユングについて
お話ししますね。
ユングはフロイトと師弟関係にありましたが、
フロイトの学説の一部に疑問を感じるようになっていきます。
現代カウンセリングで頻繁に用いられている「タイプ論」はユングの学説です。
ユングは人間を「内向」と「外向」の2つのタイプに分類しました。
外向に分類される人は社交的ですが、世の中の流行に流されやすい傾向があります。
一方、内向に分類される人は、我慢強さを持ちますが、気分に左右される傾向があります。
「自分の性質を捉え、自己実現を試みる」
ユングはさらに、人間の心を4つのタイプに分類しました。
「思考」「感情」「感覚」「直観」です。
思考
物事を理屈で考えようとするタイプ。論理性を重視し、好き嫌いなどの感情論は除いて物事を判断します。
男性に多いと言われます。
感情
「思考」とは正反対のタイプ。好きか嫌いか、また自分にとって心地よいかどうかを基準に物事を判断します。
女性に多いと言われています。
感覚
目の前の物事を、あるがままに判断するタイプ。
自分の価値基準や論理的なストーリーを挟まず、見たものをそのままに捉えるタイプです。
化学者に向いていると言われます。
直観
思いつきやひらめきを重視するタイプ。
論理的でもなければ感情的でもなく、あるがままに物事を見ることもなく、本質のみを捉えるタイプです。
私はこの四つの中では直観タイプになります
ユングは人のタイプを「外向」と「内向」に分け、
さらに心のタイプを「思考」「感情」「感覚」「直観」に分けることにで、
人間を2×4=8のタイプに分類しました。
さらに自分がどのタイプに属するかを知り、
自分の優れた面や弱い面を認識することが自己を高めることにつながると考えました。
ユングはこうした過程を「個性化の過程」と名づけ、自己実現のために不可欠であると唱えました。
心理学を学ぶことで、人間力・占い鑑定力がレベルアップ!?
フロイト、ユング、アドラー3人の心理学研究者のお話しはいかがでしたでしょうか?
フロイトの無意識論から始まり、そこから展開された各々の学説はどれも興味深く、
どの学説もうん、なるほど!と思う部分があるのではないでしょうか。
心理学とは、学べば学ぶほどに
占い相談にいらしたお客様の、問題の本質であったり、心のメカニズムを知ることで
占いの技術のみならず、より深い悩みの解決力を手にすることができます。
また、あなた自身のの生き方や人生観を変えることもある、とても奥が深い学問です。
人の心のメカニズムは未知の部分がまだ多く、学べば学ぶほど発見があります。
もっと知りたいと思った人は、スクールでさまざまな心理学を学んでみるのも面白いかもしれません。
学んで得た知識は、対人関係にも生かせ、心理カウンセラーなどの仕事につなげることもできますよ。
占い月の宮では
占い師育成講座のほか、カウンセリング講座の中において、心理学についても触れていきます。
ご興味のある方はどうぞお問合せください。
フロイト、ユング、アドラー3人の心理学研究者の違い
心理学の三大巨匠といえば、フロイト、ユング、アドラーの3人です。
心理学について詳しくない場合でも、名前だけは聞いたことがある人も多いかもしれません。
同じ時代を生きた3人は、
力動精神医学を研究する精神科医であったということもあり、学説に共通点も見られます。
しかし、フロイトの弟子であったユングも、
共同研究者のアドラーも、
フロイトが提唱した「無意識」の概念を継承しつつ、異なる考えを持って研究を進めていきました。
3人の学説の違いを簡単に紹介しています。
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