心理学:フロイト「氷山と無意識論」
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導きの占い師月の宮です
「意識は氷山の一角」フロイトの無意識論
フロイトは、人間の行動にはすべて心理的な裏付けがあり、それは「無意識」だとしました。
私たちの発言・行動の多くは、意識的でも、無意識の影響が大きいというものです。
このフロイトの無意識の学説は、現在のカウンセリング技法に広く浸透しています。
この他にもフロイトは画期的な考えをいくつも提示しました。ここではその中の一例をご紹介いたします。
夢は無意識のあらわれ
フロイトは患者の心を分析するために、人間の無意識が顕著に現れる「夢」に着目しました。
無意識は、自ら自覚できない性質のものです。
フロイトは夢の分析で、無意識を探ることとしました。
目が覚めた時に、ありありと夢の感覚が残るような
リアルに感情が動くような体験を、
あなたもしたことがあるのではないでしょうか?
ちなみに月の宮の夢は、オールカラー、音や、味が加わる日もあります。
夢を白黒で見る方、またわたくしのように、カラーの夢と人によって違うようですね。
エス・自我・超自我
フロイトは、すべての人間には「エス(欲望)」と呼ばれる無意識層があるとしました。
これは自分にとって気持ちの良いものを求め、嫌なものは避けたいという気持ちです。
➨人間の本能的欲求であると私は考えています。
そのため、当たり前に人も、動物も、植物もそのように生きているのではないでしょうか。
それさえも無意識にそうであるため、この考え方はそれが言語化されたといった感じなのでしょう。
さて学説に戻ります。
しかし、人間は成長の過程で社会に触れ、
善意や倫理などの外圧と欲望であるエス(欲望)を調整していくすべを身につけます。
このときのエスと戦う心理的構造を「自我」と呼び、
特に音楽・絵画・舞踏などは、
自我の力でエス(欲望)を変形させた結果であると唱えました。
この考え方は、後の芸術観に大きな影響を与えることとなります。
また、教育などで形成される良心を「超自我」と呼び、こちらも周囲に迷惑をかけないように自我を変形させた形であるとしました。変形のレベルは人によって差があり、過剰になると他者に対して攻撃的になったり、場合によっては精神を患う場合もあると考えました。
心理学を学ぶことで、人間力・占い鑑定力がレベルアップ!?
フロイト、ユング、アドラー3人の心理学研究者のお話しはいかがでしたでしょうか?
フロイトの無意識論から始まり、そこから展開された各々の学説はどれも興味深く、
どの学説もうん、なるほど!と思う部分があるのではないでしょうか。
心理学とは、学べば学ぶほどに
占い相談にいらしたお客様の、問題の本質であったり、心のメカニズムを知ることで
占いの技術のみならず、より深い悩みの解決力を手にすることができます。
また、あなた自身のの生き方や人生観を変えることもある、とても奥が深い学問です。
人の心のメカニズムは未知の部分がまだ多く、学べば学ぶほど発見があります。
もっと知りたいと思った人は、スクールでさまざまな心理学を学んでみるのも面白いかもしれません。
学んで得た知識は、対人関係にも生かせ、心理カウンセラーなどの仕事につなげることもできますよ。
占い月の宮では
占い師育成講座のほか、カウンセリング講座の中において、心理学についても触れていきます。
ご興味のある方はどうぞお問合せください。
フロイト、ユング、アドラー3人の心理学研究者の違い
心理学の三大巨匠といえば、フロイト、ユング、アドラーの3人です。
心理学について詳しくない場合でも、名前だけは聞いたことがある人も多いかもしれません。
同じ時代を生きた3人は、
力動精神医学を研究する精神科医であったということもあり、学説に共通点も見られます。
しかし、フロイトの弟子であったユングも、
共同研究者のアドラーも、
フロイトが提唱した「無意識」の概念を継承しつつ、異なる考えを持って研究を進めていきました。
3人の学説の違いを簡単に紹介しています。
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